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迷路…俺の場合 (Ver.N)BL表現有

第14章 ぷりん



Side ユウヤ



「じゃ、ヨロシク
お願いしま~す

失礼しま~っす」




神島さんに頼まれた
使いが終って

俺は
ママの店に歩いて向かった



途中、前を
ショートカットの
女の子が歩いていて


マシロを

思い出す




その後

背の低い男が
前を歩いてて・・・


マシロを
思い出す




くっそ・・・


もうどんだけ
似てるやつ
いるんだよ



あいつ・・・


男みたいな
女だからな・・・





神島さんに
飯を誘ってくれって
言ったのは


別に
理由なんかないんだ


ただ


あの部屋に
帰らない理由が
欲しかっただけ




神島さんに
話したいことが
ないわけじゃねぇけど

でも

話したくても
話せないこと
ばっかだし・・・。






はぁ・・・






マシロの
嫌がることを
したくねーだけ


2組並んだ
布団を


見たくねーだけ





そんで

飯行くからとか



帰らないかもとか
言っておいて




結局


モヤモヤして
凹んでる俺





最悪・・・。


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