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迷路…俺の場合 (Ver.N)BL表現有

第14章 ぷりん

マシロの返事が



・・・遅い。







でももう

そんなの





どうでもいいと思った




そんなの
聞いたって


俺の気持ちは
変わらねーんだから






「俺は

お前と一緒に
寝たかった



すっげー
一緒に寝たかった


何回でも
キスしたかった


お前の寝顔
夜中に見たかった


ぐっすり
安心して
寝てるお前の顔
見たかった」







「・・・・」






あぁ!!


もう止まんねぇ~~!!




俺は

目を丸くして
驚いてるマシロの手を
強く握りしめた





「言っとくけど


神島さんじゃねぇからな




抱きしめたいのも!

キスしたいのも!

守りたいのも!

一緒に飯食いたいのも!




ケンカすんのも・・・



一緒に

プリン食いたいのも・・



神島さんじゃねぇ







・・・お前なんだよ」






動揺してるのか


マシロの
瞳が


少し

濡れていた






「・・で・・でも・・」





「昨日一緒に
寝なかったのは



お前が・・



キス嫌がってる
みたいだったし




一緒に寝るのも

嫌がってる
みてーだったし




それに


俺の分も
布団敷いてたりしたから



我慢したんだ。



そんだけの理由。








俺な・・・





お前を抱きしめた時も

キスをした時も

なんでもかんでも


途中から



お前のこと
神島さんだなんて

思ってねぇ





俺は








マシロが



好きなんだよ」





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