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切ない関係

第12章 時計。



「あのさ、海の近くで待ってた方がいいのかな?」


「そうだね…じゃあ遊んで待ってようよ!」


歩き回って疲れている事もあって、しばらく待ってみる事にした。



「潤!砂浜に絵、書こうぜ!」


「うん!」


特にする事もなかった俺らは、近くにあった枝で絵を書いていた。すると……



「なんだこれ?」


雅紀が砂の中に手をいれて何かを引っ張り出した。


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