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切ない関係

第3章 作戦。



え?今なんて?聞き間違え?雅紀が俺の事好き?じゃあ、両思いってこと!?


頭にいっぱい?を浮かべながらなんとか会話に集中する


「「その気持ちに変わらない?どうしても?」」

「「うん。ゴメン。でも、嬉しいよ…こんな俺の事ずっと思ってくれて。」」


「「だってさ。良かったね。」」


急に声が大きくなったと思えば、俺に話かけていた。


「「えっ!?誰と話してんの!?もしかして…」」

「「翔さん。」」


「「早く来ないと襲っちゃうかもー。「「はぁ?何いっ」」ブチッ。


「あっ、おい!クソッ」


俺は走りながら考えてた。


きっと、勇気を出して言った告白。断られてショックなはずなのに、俺達の為にあんな事までしてくれて、本当に感謝してる。


今度は、目を逸らさず雅紀を見よう。伝えよう。この気持ち。

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