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切ない関係

第1章 モヤモヤする気持ち。

和side

俺は今、雑誌の撮影で楽屋で待機中だ。

相葉くんが挨拶しながら楽屋に入って来た。相変わらずの笑顔で。

でも俺は知っている。潤くんやリーダー、俺には変わらない挨拶。でも翔さんを見て挨拶している相葉くんはどこか切なげ。
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楽屋入りして間もなくソファーに座ると直ぐにリーダーと紙カップで遊びを始めた。
「そんなバカな事止めて下さい。」
と俺はいつも相葉くんを茶化す。

茶化された後決まって行く所は…翔さんの所。

「相葉くん…」俺は翔さんと話している相葉くんを見て小さく呟く。

きっと翔さんは相葉くんの気持ちは愚か、自分の気持ちにすら気付いてないだろう。
だから俺は…「翔さんには負けない」そう心に決めている。

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