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理想と偽装の向こう側

第22章 約束

「嘉之もね…今日のお昼のフライト便でイタリアに発ったて、安岡さんから連絡来たから…もう、会うこともないよ。」



「そう…。」



感慨深く二人で、生中を飲んでると、



「オムチーズお待たせしました!」



「おっ旨そう!」



小田切さんは、オムチーズを食べやすく切り分けてくれた。



「はい!食べよう~!」



「う…ん…。」



あれ…あ~んは、しなくていいのかな?



やっぱり少し違和感…。



「後は…興信所の写真のメールなんだけど…。」



「あぁ…滝島にも協力してもらって、調べたけど何にも無さそうなんだよね。そんな簡単には外部からデータを入らない様にもしてるし。」



「そうなんだ…良かった…。」



もしかしたら、最初から何も仕掛けてなくて、ただ脅しただけなのかも…。

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