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理想と偽装の向こう側

第24章 最終章

幼女は笑顔で



「ママ、遊ぼうって約束したよ!」



「良かったね~!あっパパだよ。」



駅の方角から、長身の男性が現れた。



「パパ~!お帰りなさい!」



笑顔で近付き、幼女の頭を撫でる。



「ただいま…風香…。」



幼女嬉しそうに、話を続けた。



「パパとママ、ここで出会ったの~?」



父親は、微笑んで



「そう…パパは、ここでママに告白したんだよ。」



「凄いね~!わたしも健太くんに告白する~!」



父親は、固まり



「えっ!健太!誰?」



「幼稚園のお友達よ…。」



母親は、笑いながらフォローした。


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