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理想と偽装の向こう側

第7章 利用と束縛

慣れよう!
慣れるしかない!!




これは、『郷に入っては~』なんちゃらだ!
活用が違うかもしれないが、自分に言い聞かせる。



「香織ん、次何乗りたい?」



「う~ん…乗り物止めて、お化け屋敷とか?」



絶叫系を避けようと、つい言ってしまったが、小田切さんの顔か固まっていた。



「あっ!スミマセンっ!そんなつもりで言ったんじゃなくて!」 



「そっか…香織ん、何プレイかと思ったよ!」



「はい!?」



何プレイって、そんな~貴方が言っちゃいますか!




やっぱり、お化け屋敷に行ってしまおうかな。



一人モンモンと、していたら



「観覧車にしない。」



「観覧車…そうですね。観覧車は乗っておきたいです。」



「じゃっ!決定!」



そしてまた、小田切さんは私の手を握って、観覧車へ引っ張って行った。




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