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理想と偽装の向こう側

第8章 絶対服従

「じゃあ、明日に備えて早く寝ないとね!」



「はははっ!子供かよ!」



クシャッてなって、楽しそうに笑う嘉之…何かいつもよりテンション高いな…。



メインデッシュも終わって、時計を見ると、19時になる前だった。



よし!ちょっと遅くなったけど、今からダッシュすれば何とかなるかも。



「ご馳走様でした。」
「どう致しまして。」



嘉之が奢ってくれ、会計を済ませてエレベーターを待つ。



最上階に近いフロアだったから、エレベーターから見える景色は、格別だろうな。



まあ、夜景も見れたし…とりあえず帰れそうだし、良かった良かったと、一安心。




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