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理想と偽装の向こう側

第9章 衝動と不安

ここはやはり…頬っぺたツネるべきかな…。



自分の手を頬まで近づける…



「お待たせ!」
「わっ!」



「はははっ!なにそんな驚いてるの。」



今まで見たことない様な、無邪気な笑顔。



なんか、二次会よりテンション高くない?



「荷物半分持ちますよ。」



「大丈夫だよ。」



「でも…。」



「じゃあ、こっちお菓子だから。」



紙袋を取りだして、残りの荷物を渡された。



紙袋出さなくてもよかったんじゃ…まあ、いっか。



「因みにどこ行くんですか~?」



持ち込みオッケーのカラオケとかかな?と、思っていたら



「俺ん家…。」
「はい?」



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