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理想と偽装の向こう側

第18章 永久と再会

「俺もだよ…。昨日からドキドキしてた。」



「えっ!本当?」



キョトンとする…まだ、こんな新鮮な反応するのかと思うと、面白い。



「そう、だからパワー貰うね…。」



そう言った途端、俺は光花の唇に食い付く様にキスをする。 



自分でもガッツイてんなぁと、心の中でも苦笑してしまう。



「ひゃあ…あふっ…。」



光花はちょっと驚いたけど、直ぐ甘い声が耳をくすぐる。



ごめんね…久しぶりだから、ちょっと許してね…。



「光花…んっ…。」



舌を絡める音に、光花の存在をリアルに感じてしまう。



あぁ…このまま連れ去れたらいいのにな…。



どうせ離れてしまうんだから…。



そんな叶わぬ事ばかり、願ってしまう。



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