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理想と偽装の向こう側

第5章 トラウマ

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日曜日



小田切さんと、ホームセンターに行くことになった。



市内でも結構離れているし、何を買い込むかも分から車で向かと言う。



小田切さん、何が欲しいんだろう。



「何、買うか決まってるんですか?」



「うん、俺のじゃないけどね。」



と…言うことは…。



「誰のですか…?」



「香織んのだよ。」



こうゆう解答は、ストレートなんだ!



「雑貨とか、シーツとか自分の趣味で選んだ方がいいでしょ。」



「まぁ…でも、今の状態も殆ど揃ってるので、さして支障ないかも…。」



「それならいいけど、とりあえず見てたら何か面白いもの発見できるかもよ。」


「そうですよね…居酒屋グッズとかシェーカーとか、ありそうですよね…。」



「居酒屋グッズね~いいね~。シェーカーはあるけどね。」



あるんだっ!!

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