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理想と偽装の向こう側

第19章 罪悪感?

「後、ここ最近具合悪そうだったから、病院予約しておいたわよ。いつも健康診断に使うところだから、明日朝から行って来なさいね。」



「は、はい!有難うございます!」



井関さん、早いっ!
私が、グダグダしてたばかりに色んな人に迷惑かけてる…申し訳ないな。



「今日の19時から、食べないようにですって。お昼しっかり食べておいた方が、いいよ。」 



ニッコリと笑って井関さんは、気遣ってくれた。



「はい!しっかり食べます!」



嬉しさから気合い入れて言うと、井関さんは大笑いした。



◎ ◎ ◎ ◎

お昼をガッツリ食べながら、小田切さんにメールした。



『お疲れ様です!明日、検査受けれるって!今晩はから絶食だよ~(>.<) 』



すると



「チャラチャラ~!」



相変わらず、早いな~。



『良かった!お昼食い溜めだね( ̄3 ̄)=3』




ぷっ!井関さんと同じ事言ってる!



みんな…優しいな…。



お互いの思い遣りがちゃんと噛み合えば、色んな事が上手くいくんだろうな…。



でも、すんなり行かないのは…欲や感情が絡むからなのかな…。


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