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~多重人格パートタイムラヴァー・ガール~

第98章 ドライバーでスカウトマンで⑮

「やっぱりそうか。だってな、イツキ君が携帯触ってるの、ほとんど見んもんな。今時珍しいヤツやわ」

「はい。すんません」

「別に謝らんでいいよ。ただ、やってみるんもいいぞ。イツキ君のハンサムな写真を張ってな。」

「はい。やってみます。でも、そんなんで女の子捕まえられますかね?」

ボクは真剣な顔できいてみた。どうしてもまだ、自分が女の子をスカウトできるイメージが無い。

「いや、そりゃ簡単には無理やわ。でも、やれば勉強にはなると思うな。まずはメールやらメッセージやらで女の子とのやり取りの練習ってことや」

ボビーさんはそう言っポケットから出したタバコをくわえ、キョロキョロと回りを見渡した後、ここではタバコが吸えないことを思い出したようで、またタバコをポケットにしまった。
そして、ボクの方を見て人差し指を立てて言った。

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