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可愛い君

第13章 旅行先で…

部屋を出て廊下を早足で進める。


「そんなに慌ててどうしたのかしら?」


この声…


俺は壁際に持たれて立っている人物に

足を止め目を向けた。



「美玲。」


「偶然流行先でも逢えたんだし
私の相手もしてよ。」


彼女は俺の首に腕を回してきた。


「俺は莢だけだから。
美玲にはなんの感情もない。」


「あら。そんなこと言っていいの?
彼女どうなるか知らないわよ?」


どういうことだ?


「私とより戻してくれるなら手を出さないわ」



「なんだと?」


「彼女から手を引いて。
私…あなたをまだ愛してるの…」










美玲は腕を首にきつく絡ませて

無理矢理キスをしてきたーーーー












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