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そんな想い

第6章 ヘタレてばかりもいられない

おろろする俺をベッドに押しこめ、松岡さんはちゃっちゃと料理を始めた。

えーっと…、どうするのが正解?

俺の頭の中はグルグルしっぱなし。

あれやこれやをもの凄いスピードで考えたけど、結局答えは出なかった。

そして傍から見れば、ぼんやりとベッドに座っていただけに見えたようで。

「しんどいなら寝てていいのに」

気づいたときには、松岡さんがお盆をもって目の前に立っていた。

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