ANOTHER
第2章 TWO
電話は、苦手。
っか、いろんな意味で、緊張やねんけど。
って、会議やって言われてるし、
、、、
取り敢えず、向こうからの電話待ち。
杜「もしもし、すみません。
バタバタしてまして。お電話いただいたそうですが、
なにかありましたか?」
渋「いえ、、、、あの、、忙しいのにすみません、、、あの、、えっと、、撮影場にあったドリンクについて、、教えてもらえませんか??」
杜「ああ、
あれ、、えっと、あれはぁ、
すみません。私が作ったやつなんです。
渋谷さんが、喉の調子が悪いって聞いたものですから、、、
勝手なことして、すみません。」
渋「いや、、、あれ、、メッチャよかったんで、、、あの、、レシピもらえませんか?」
杜「ほんとに?
気に入ってもらったんですか。
よかったぁー。
んー、レシピっていうても、生姜と蜂蜜と花梨だけなんですけど。」
渋「花梨入ってたんですかぁー。」
杜「ええ、花梨シロップみたいなのが、入ってます。
レシピなぁー。」
渋「あっ、、、ダメですか、、」
杜「いやいや、ダメやないんです。
ただ、、、レシピってないんですよ。
いつものように作っただけで、、、」
渋「あっ、そうなんすか、、、、」
杜「今度、作って持っていきましょうか??」
渋「えっ、そんな迷惑なこと、、、」
杜「いや、来週東京に出張があるんで、その時までに、レシピ考えてみます。
15日から、三日間東京にいますので、お会いできるなら、お持ちしますよ。」
渋「あっ、、、、16日、休みやったはず。」
杜「では、その日にお渡ししますね。
私の連絡先を教えておきます。
待ち合わせ場所とか、指示お願いします。0
と、また会うことになった。
あっ、この間のこと、聞くの忘れた。
んー、今度あった時にでも聞くわ。