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ANOTHER

第5章 FIVE




そのまま、一言もなくホテルの部屋についてしまった。
俺は、杜さんの肩を借りながら
フラフラと歩くしかなく。


杜「、、、はぁ、、、

渋谷さん?大丈夫ですか??」




渋「、、、、、」





杜「そんなに心配させてたんですか。
渋谷さん、、、、すみません、、」


渋「、、、、、」


口を開くのが怖かった。何をいうのか、自分でも制御できへん。


杜「、、嘘をついてすみません。
、、、、あれは、、、知り合いです。、、、幼馴染と言っていいほどの男です。

しかし、この10年会ってなかった。

渋谷さんとの食事の帰りに声をかけられて、それから、あの時間まで、一緒でした。」


渋「一緒やったんですか、、、」


杜「はい、、、そうです。」

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