ANOTHER
第5章 FIVE
杜「しばらくは、そんな関係が続きました。
でも、ある頃から、、、
僕の行動にも、干渉するようになり、、、一日中一緒じゃないとあかんようになって、
僕のすべてを要求するようになった。」
渋「、、、、、、」
杜「それでも、何をされようと、、、そこまで思ってくれてるんやって、、、、、そう思ってた。
あいつの父親がくるまでは、、、」
渋「、、おとうさん??」
杜「ええ、、、あいつの父親は、一流企業の社長なんです。」
渋「そ、、そうなん、、、」
杜「その父親に、何が間違ってるか、気づかされました。
あれは、愛ではなかったこと、、、あいつには、大きな責任があることをね。」
渋「その人のこと、愛してたんじゃないんですか?」
杜「そ、、そんなこと、、もう、関係ない。、、、それに、間違ったものに惹かれてしまうこともあるでしよ。」