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私たちのエッチな体験談。短編集。

第2章 二人目。

『伊織、開いて?』

耳元で囁きながらお願いされても開くことが出来なかった。

なんだか…怖くて…。

これ以上したら…あれを入れることになっちゃう!

してみたい。

けど…。

周りが痛いとか言ってるのをよく聞くから怖かった。

『伊織、怖い?』

私は小さく頷いた。

『優しくするからねっ?

それとも…

俺とはしたくない?』



ーーしたいけど…


怖いんだもん。


でも…


嫌われたくなかった。


また別れようって言われるんじゃないか?って…。

だから私は覚悟を決めて少しずつ開いた。

開くとすぐに私が足を閉じれなくなるように…と、私の足の間に春樹くんの足が入ってきた。

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