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私たちのエッチな体験談。短編集。

第2章 二人目。

荒くなった息を整えていると足元でカチャカチャとベルトを下ろしている音がした。

ーー今から入れるんだよね?

痛いって…

いうけど。

どれくらい痛いんだろう…。

私は春樹くんに目を向けるつもりがちんちんに目を向けてしまった。


ーーうそっ?

あれ入れるの?

初めてあれを見てしまった。

ズボンを下ろした春樹くんが私の股を広げようと足に手をかけた。

ーー怖い。

そう思うと自然に足に力が入った。

『伊織、怖い?』

『うん…。』

『優しくするから。

入れていい?


それとも


俺とは嫌?』


私は左右に首を振った。

ここで断って嫌われたくない。

好きだからしたい。

そんな気持ちが私に覚悟をさせた。

でも…



怖い。

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