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私たちのエッチな体験談。短編集。

第3章 三人目

10年前ー。

私は街を歩いていた。

すると前からスーツ姿の二人を囲むようにジャージ姿にごつい装飾品を付けた男たちが四人、計六人の見るからにちょっとやばそうな雰囲気を出していた。


だから私はその人たちの邪魔にならないように、下を向きながら隅の方へ…。


すると、

『あっれ?梅!?』

と声を掛けられた。

顔をあげるとその集団の中に知ってる顔があった。

『心くん!?』

『おい!心。どうした?』

『へい。すいません。
小学校の時の同級生なんです。


梅乃ごめん。

また連絡する。

電話番号教えて?』

私と心の会話は聞かれていた上にじーっと見られていて早くしないとって焦っていた。

『あっ。うん。090…』

『また、連絡する。』

と言うと集団の一番年上ののちにしることになる四代目でもあり、右京さんのお父さんに頭をさげるとまた街を我が物顔で歩いていった。

ーー怖かったー。

でもスーツの若い方はかっこ良かったなー。

でも、、、

やくざだよ…ね?

これが初めて右京さんと会った時の印章だった。

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