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私たちのエッチな体験談。短編集。

第3章 三人目

個室につくと右京さんは心くんに

『梅乃と二人にしてくれ。』

と告げると心くんは返事をすると部屋から出ていってしまった。

ーー何話していいか分からない。

沈黙が少し続くと料理が運ばれてきた。

『失礼します。

右京さんが女の子連れてくるなんて
珍しいわね。』

『うるせー。』

目を反らしながら言うのが、勉強しなさいとか注意されてる子供みたいで可愛かった。

フフフ…と笑うと女将さんは出ていきまた二人っきりに…。

『付き合ってる人いるのか?』


『フフフ。
自己紹介しかしてないのに、いきなりその話題ですか?


ハハハ。
いないですよ。』

私はこの時既に右京さんに落ちてたんだと思う。

だから…。

『いないなら俺と付き合え。』

って言われて

『いいですよ。』

って答えたんだと思う。

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