はぴねすっ!!!?
第22章 憂鬱な優パパ
「.....あいつは、人をすごく見てるよ。
てか、
やけに敏感......なわりに鈍感」
「うまいこと言うねぇ。誰かさんの気持ちには鈍感なんだけど
人の態度とかには敏感なのかもねぇ。」
晶が苦い顔をしてる。
確かに、あんなに春にベタベタされる椿ちゃん見てたら、必死になるよな。
「まぁ、とりあえずあの子はいい子だよ。」
「そうだねぇ。ってほら!優パパもいい人なんだから自分を大切にしなきゃねぇ。
ってことで寝ろ。」
薫と晶が有無を言わさず俺を隣のベッドルームに連行する。
まぁ、椿ちゃんは知らないだろうなぁ。こんなところにわけありでベッドルームがあるなんて。
きっと椿ちゃんにならいつか晶が話すんじゃないか?