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はぴねすっ!!!?

第22章 憂鬱な優パパ

「つ、ばきちゃん?」


「辛いなら辛いっていっていいんだよ?



無理してるでしょ。



優さんがちゃんと楽になるまでここにいるから。」



「いや、俺はもう楽になったよ。だから帰ろう?な?」






「でも。




優さんの目が




行かないでって言ってるよ?」








.....



...........なんでこの子はわかるんだろうな。



俺の心の声。ずっと蓋をしてた気持ち。




「ね?ほらほら寝て。


お腹減った?なんか作ってこようか?」


そういってミニキッチンに行こうとした椿ちゃんの手をとっさにつかんだ。



「......行かないで、くれ。」




今は飯とかどうでもいい。


ただ、そばにいてほしい。




「.....わかった。」



そういうと俺の寝ているベッドに腰を掛けた。





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