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はぴねすっ!!!?

第23章 優しいがゆえに



「.....え?」




.....



今の声に出てたみたい。




もう、いいや。



何て言ったらいいか、言うこと考えてたけど、




もう、止まらない。




「だから、っもっと甘えていいんだよ?!


そばにいてほしいならそばにいてって、



寂しいならさみしいって



辛いなら辛いって、



言いなよ!




春とか秋の時もそうだけど、私は跡取りの大変さとか、我慢しなきゃいけない辛さとかはっきりいってわからない。



でも、このまま我慢してたら、優さん、いつか壊れちゃうよ!



そんなに小さい頃から我慢してたんだから。



特別生のあいつらって、優さんにとっても特別でしょ?

だから、頼っていいんだって!


お母さんとかお父さんとかに甘えられなかった分、私でよかったら甘えてよ。


優さんがみんなのパパなら、私は優さんのママ2号になる!



それに、弱味を完璧に隠すなんて、無理なんだよ?


どっかで弱い自分を出せる場がないと。



私が優さんの弱さの吐き出し口になるから!


だから.....




無理、しないで?」







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