はぴねすっ!!!?
第28章 悲しみのマスコット
「でもさ、特別生って、自分じゃやめれないでしょ?どうさせる?」
「あー、そっか。
じゃあとりあえずは特別生の人たちと離れて。仲良くしないで。」
とりあえず、は?
「で、やめるために。
あんたさ、期末、休んでよ。
申告なしで休めば、オール0点だからさ、基準、満たさなくなってやめられるでしょ?」
......意外と頭いいな。
確かに。人気投票出てないのに特別生になった時点で私がいられる理由は成績しかなかった。
それさえなくなれば、いれる理由が無くなるって訳ね。
「......わかった。
もう、あいつらとは関わらないようにするし、期末も休む。
だから、レイラのことは黙ってて下さい。」
こいつらに頭下げるなんてなぁ。
思ってもなかったけど。