はぴねすっ!!!?
第28章 悲しみのマスコット
「ものわかりいいじゃん、こいつ。」
「よかったよ、お利口さんでw」
「じゃ、宜しく、神谷。
もし、仲良くしてたり、期末とかでたら、
わかってんな?」
「もちろん。
突き放す以外で口なんてきかないから。」
すると女子軍団はにんまり笑って機嫌よく教室を出ていった。
「......直と晶と薫には、まだなにもしてあげれなかった、な......」
それが心残りなだけ。
私は平気。
だって昔に戻っただけだもん。この1ヶ月ちょっとが、充実しすぎてただけ。
元々はこういう形を望んでこの学校に来たんだ。
誰とも関わらない。