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はぴねすっ!!!?

第30章 冷えていく心

バン!




と人のいない廊下で壁に押し付けられる。




「.....昨日からいい加減にしなさいよ!


演技なんかしちゃって!!

あいつらになんか言われたわけ?!どうなのよ!」





さすが。薫のいとこ。




鋭い、なぁ。



「ほんとのことだけど。これは私の意思。



日名川さんには関係ないでしょう。」




「.....っ!!」





初めて、名字で呼んだ。





その瞬間、凄く私たちの間に溝ができた気がした。





「それに。」






これだけは言いたくなかった。




でも、はやいうちにレイラを離さないと。










「弟とできてるような不謹慎なやつとだれが友達になるっていうの?」







確かめたかった。あの情報がデマならこんな苦しい状況終わらせられるかもって。



レイラは安全っておもえるかもって。






「な、んで.....それ.....」







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