はぴねすっ!!!?
第32章 ほんとの気持ち
「......だよな~。同じ中学、地元だけとかとは限らねぇしな。友達の友達でっ、なかよくなってってことも0ではねぇし。」
「考え出したらきりがねぇってことかよ。」
それに、私には心当たりがありすぎる。
「......ね、椿。
聞いてもいいかな。
あんたがあいつらから守ろうとした、私の秘密....
多分だけど、
弟のこと、だよね?」
そうだ。突き放したとき、
あんなひどいことを言ったんだ。
助けてもらって、話しててすっかり忘れてたけど。
あんなにひどいこと、態度をとった私は......
ここにいていいの?
「......どうした?」