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はぴねすっ!!!?

第32章 ほんとの気持ち



「みんなと一緒にいたい。



私だってみんながいないと、ダメなの。




大好き、なの。







だから。





これからもみんなと一緒にいさせて




もらえない......だろうか......」






こんなに自分で人に助けを求めたのも、一緒にいたいと言えたのもはじめてで。



最後変なのになっちゃったけど、





これが私のほんとの気持ち。











「んじゃ、このままずっと一緒にいようじゃねぇの。」



「......俺的には大好きってのはおれ"だけ" にいってほしいけど。」

「俺のこともツッキー、好きだって!」


「そうだな、母親担当は欠かせないもんな。父親だけじゃこいつらはてにおえねぇ。」


「けっ、やっといいやがった。最初から素直にいえ!そうすりゃ、ちゃんと届くんだよ!」





みんな。



「直。じゃ、おれも素直にお前に言う。お前の昨日のチョコバー食ったの。




俺だ。」






.......







は?






何この感動的な場面でボケかましてんのかな?晶くん?





「あぁ!!てめぇだったのか!!てかなんで、このタイミング?!」




「......素直にいやぁ、届くんだろ?気持ちは。」



「おいおい山内。何とかしろこのボケリーダー!担当教員だろ?!!」



「俺、無理、パス、一回休み。」




富希も何放棄してんのー?!!


「だいたいおめぇは何の気持ちを俺様に届けようってんだよ?!」




「......うまかったって気持ちを。」




『悪かったじゃないのか?!!!』





おぉ。ここにいる全員の思いが(晶を除く))今、ひとつになった......






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