はぴねすっ!!!?
第37章 ピアノコンクール
「あぁ。いってきます。」
ニコッと優さんがお手伝いさんたちに微笑む。
おおおお!!なんて、ジェントルマンっ!!
男性のお手伝いさんまで顔をほのかに赤くしてる!!!
「はぁ。彼はおばあさんキラーだけに飽きたらず、男までも魅了する爽やか男だったのね......」
「おいおい~優ちゃんってそっちの気もあったのかよ~。ボクコワーイ。な、晶ちゃん。」
「......?......コワーイ。」
無理矢理だな、おい。
「そっちの気?なんのことはなしてんだ?」
「優は知らない方がいいよー。」
秋に同感。
「ほら、つばきん。今日の招待券。」
春が私に手渡してきたのは直のピアノコンクールの招待券。
「さすが、優さん。ゲットできたのね?!」