はぴねすっ!!!?
第37章 ピアノコンクール
コンコン
「どうぞー。」
中からは直の声が聞こえた。
優さんと目を合わせてコクりとうなずく。
そして、扉を開いた。
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「どーも。こんにちは。
あなたは、遠田 元気さん、ですね?」
やっぱりイケメンだねぇ~。スポーツマンっぽいじゃないの。
どうやら椿ちゃんは優と二人で直のところに行ったようだ。
あとのやつらは知らんが、まぁ、それなりになんか考えてんだろ。
「え、どうして私の名前を?」
「それは、女性方が噂されておりまして。あの遠田様が帰ってきたと。
爽やかな笑顔 、背も伸びて、小さい頃よりさらにイケメンになったと。」
口説くお嬢さんたちみんな揃ってこいつの噂してるもんだから、俺も面白くないしねぇ。
「いえ、そんな。お恥ずかしい。」
ふーん。こりゃら外面だな。
「それに、佐渡川 直との再開。長年のライバルにリベンジか?とまで、いってるこもいるからねぇ。
直のダチとしては、こりゃ、挨拶しとかねぇとw」
本心をききたいからねぇ。俺も本性出そうじゃないの。
「.....なるほど。直のダチ、ね。さっきから女のとこフラフラしてるから、なにしてんのかとおもえば、俺の情報集めだったわけか。」
「そ~ゆ~こと。頭の回転が早い男は嫌いじゃないねぇ。
あ、でも、その為だけじゃなくて、女の子を口説くのがメインだから。」
決まってるじゃないの。こんなにかわいこちゃんが集まってるって言うのに。
声かけないとか、もはやタマナシだねぇ。
「は、そうかよ。
で、あんたは何しに俺のとこ来たわけ?
どーせ、俺とあいつのこともしってんだろ?」