はぴねすっ!!!?
第38章 そして固まっていた気持ちが溶け出す。
長いあいだあった
二人の溝が、埋まった気がした。
子供の頃の二人を私は知らない。
でも、その頃よりもずっと二人の絆は強くなったと思う。
「ふぅ。いい仕事したって感じ、だな?」
「ほんとよ~。お疲れちゃん、俺~。つばきつぁん、その柔らかい胸で癒して~。」
「調子に乗るな、18禁。」
バシッと手を払う。
全く。見直したばっかりなのに。油断も隙もあったもんじゃない。
「......そろそろ、か?」
ん?晶?
その時コンコン、とドアをノックする音が聞こえた。