はぴねすっ!!!?
第39章 試験終りの打ち上げと。
キーー!とわめく猿.....間違えた。直を引っ張って特別室に向かう。
「何で、元気くんは特別生じゃ、ないんだろうね。」
「あ?そりゃ、人気投票してないからな。」
私って。そりゃ、妬まれるわけだ。
「何、落ちてんだよ。」
「べっつにー。.....あ!真琴ちゃん!」
廊下の角にいる真琴ちゃんに手を振る。
「あ!椿ちゃん。」
ずいぶん前に一度突き放してしまったけど。
なんとか事情を話して謝ったら、また、もとの関係に戻ってくれた。
「これから特別室、ですか?」
「うん。真琴ちゃんは?何してるの?」
「これから帰るところです。今日は返却で終わりでしたし。」
そういって今度は直をじっと見る。
「ん?俺になんかようか?」