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「い、いえ。別にっ.....」



そういって視線を外す。




「？」




「あ、じゃ私はこれで！」





さささっと行ってしまった。






「あれがお前の友達２号か。」



「うん。いいこなんだよ？てか、何で直のこと見てたんだろうね。」




「は？んなの俺がかっこよすぎて見とれてたんだろ？」






なんだこの自意識過剰な野生猿は。



俺、イケメンだウッキー！


みんなが俺に夢中だウッキー！！


さ、君も俺と一緒にバナナ、どうだい？ウッキー！



とか、思ってんのか？確かにカッコいいけど！けども！！！






「おい！！こらぁ！！何がウッキーだ！俺は猿じゃねぇ！このクソチビ！バナナ配る前にお前のその口を縫い付けたるわ！！」





ぎゃあああああ！！！





ギロリンと睨みながら追いかけてくる。