テキストサイズ

玩具箱*R

第7章 こどくとしょうねん*

「涙をふきなさい…、誰もあなたを必要としていない…それは間違いよ」

「うん…」

「…ほら、笑って?笑顔のあなたはとっても素敵よ」

李音はにかっと歯を見せて笑う

シスターもしわくちゃの顔を、もっともっとしわくちゃにさせて李音に微笑んだ



「すみませーん!」

外若々しい男の声が聞こえる

ストーリーメニュー

TOPTOPへ