テキストサイズ

玩具箱*R

第7章 こどくとしょうねん*

「あら、花屋のお兄さんが来たわね」

「はなやの…おにいさん…?」

部屋の扉を開け、花と花瓶抱えて入ってきた

「こんにちはシスター、こんにちは坊ちゃん」

にっこりとほほ笑む青年

「っ…!こ、こんにちはっ…」

男の子は頬を真っ赤にして青年を見上げた

「こんにちは、永遠(とわ)君、花屋さんの仕事は楽しいかしら?」

「ええ、店長もいい人ですし…」

二人のやり取りをシスターの陰に隠れて見ている男の子に気付いた青年は優しく声をかけた

ストーリーメニュー

TOPTOPへ