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お兄ちゃんはいちご味

第9章 夏休みのひみつ




「じゃ、決まり♪」

「えぇ…!?」






そんなこんなで、結局3人で近くの市民プールに来てしまった。



「てゆーか麻くん、学校はいいの?」

「あぁ、いいよそんなの。どうせ人来ないし」

「え、そうなの?」



優等生っぽく見えるけど、意外とちゃっかりしてるよね…



「それより水着、可愛いね。」



そう言って笑う麻くんがなんだか色っぽくて、思わずドキっとしてしまった。



「え、いや…そうかな」

「ねっ、捺くんもそう思うでしょ?」



えっ

お兄ちゃんに振る!?



「…かわいくねぇよ別に」


んなっ!!



「ほんと相変わらずだねぇ捺くんは。」



ちょっとぐらい可愛いって言ってくれてもいいじゃん…!



「お兄ちゃんのばーか!」

「はあ!?」



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