テキストサイズ

お兄ちゃんはいちご味

第8章 血の味




「シスコン…」

「うるさい」



案の定、シスコン言われる俺




「ねぇ…キスしよ」

「…は?」



ゆりから予想外の発言が飛び出した。



「いいじゃん。しよ、今。」

「…やだ」

「なんで?」

「やだよ。ここ教室じゃん。人いるし…」



お昼休みで食堂に行く奴らも多かったが、教室にはまだ数人残っている



「大丈夫だよ。誰も見てないし」

「でもっ…ん…」



ちゅ…


柔らかい感触を唇に感じた。



ストーリーメニュー

TOPTOPへ