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始まりは最悪から・・・

第3章 *決意

私は今更ながらみんながいないこの学校を選んだことを少し後悔した。



・・・あれ?昨日あまりの緊張で眠れなかった所為かな?なんだか目眩が・・・



何とか教室に向かって歩こうとするが、だんだんと視界が暗くなり私はその場に倒れこんだ。



と同時に「大丈夫?!」「誰か先生呼んで来い!」という声がどこからともなく上がる。



入学早々みんなに迷惑かけちゃった。やっぱり私ダメだなぁ。



誰かに抱えられ体がフワッっと浮く感覚とともに、私の意識は途絶えた。

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