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小悪魔男子、禁止令!

第2章 突然の引っ越し







そんなことを考えていると随分時間がたっていたみたいで、東京駅に着いた。






「わーすごい!!」



お父さんは東京に行ったことがないらしく、修学旅行に来た子供みたいに大声で言う。



だから、駅にいた人達がみんなこっちを不思議がって見た。





「…、お父さん。見られてる…。」



「…うん。知ってる、知ってる。でもさ、お父さんうきうきしちゃって!!」



………。
  


なにその理由……。



本人目の前してこんなこと言っちゃいけないんだろうけど、言いたい。



お父さんは私より適当で、幼稚だって。




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