『幼なじみ』
第4章 騒然
「えっ?!マジ・・・?
まだ早くない・・・?」
言葉とは裏腹に・・・
美波の顔が
パッと明るくなる・・・。
あたしは・・・
拓弥に会ったせい
なのか・・・
今日は・・・
色んな男に
ナンパされても・・・
どうしても
明るく話す気分には
なれないでいた・・・。
『胸の鼓動は・・・
一向に収まっては
くれないし・・・
この胸騒ぎは・・・
拓弥と会って
話せば・・・
スッキリするかも・・・』
あたしは
取り敢えず・・・
安易に考えていた・・・。
これから先・・・
拓弥と・・・
壮絶な関係に
身を置く事になるとは・・・
夢にも思わずに・・・。