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すると･･･
先程まで
憤慨していた美波も･･･


漸く･･･
はにかんだ表情を
浮かべると･･･


「うん･･･
分かってる･･･。


悠希が･･･あたしの事･･･


心配してくれて･･･
チョー嬉しいよ･･･。


まぁ･･･そんなに･･･
心配なら･･･


喜多見さんとは
取り敢えず･･･


二人きりでは
会わないって･･･
約束するッ･･･！


でも･･･もし･･･


もし･･･だよ･･･？


喜多見さんの連れと
四人で飲む事に
なったらさ･･･


あたしもよく･･･


喜多見さんが
どんな人か
観察してみるし･･･


これに懲りずに･･･
悠希も･･･
アドバイスしてよねッ！


つか･･･
思ったんだけど･･･


悠希ってさ･･･
ウルサイ保護者
みたいだね･･･？


アハハハ･･･！」


と･･･
嫌みの一つも
言いながらも･･･


素直に理解を
示してくれる･･･。


「も～！美波ったらッ！


ウルサイ保護者は
ないんじゃないッ･･･？


フフ･･･


じゃぁさ･･･改めて･･･


拓弥探し･･･始めよッ！」


そして･･･二人が･･･


仲直り出来た事に
スッカリ安心し･･･


明るく笑い合った･･･
その瞬間･･･


漸く･･･待ちに待った･･･
あの懐かしい顔が･･･


人混みを掻き分け･･･


二人の居る･･･
バーカウンターに
向かって･･･


ゆっくりと･･･
近付いて来た･･･。