無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

「ん･･･じゃァ･･･
そろそろ･･･




望み通り･･･


調達したブツを･･･
どう使うのか･･･


説明してやるから･･･




よーく･･･聞けよ･･･？






このブツ･･･



実は･･･



とある･･･
知り合いに･･･













高値で･･･売んのよ･･･。







フッ･･･


何だよ･･･拓弥･･･？





目ェ･･･
ギョロつかせて･･･


金魚みたいに
口パクつかせてさァ･･･



この話･･･


そんな･･･
驚くような話かァ･･･？





まぁ･･･いいや･･･




つーか･･･
よーく考えてみ･･･？


俺はさ･･･


東京連合ってだけで･･･


サツにも･･･
散々･･･
目ェつけられてんのに･･･


こんな･･･
大量のブツの
所有者には･･･


一瞬だって
なりたくない訳よ･･･


分かる･･･？






で･･･
このブツ･･･


買ってくれた･･･
知り合いが･･･
どう使おうが･･･


俺の･･･
知ったこっちゃねーし･･･




つまり･･･俺は･･･


ただの仲介人に
なっただけって訳･･･




これで･･･
納得いったろ･･･？



アハハハ･･･」


なんと･･･
自分主催の
パーティーの話には
一切触れず･･･


挙げ句の果てには･･･


このブツを･･･
他人に売り飛ばし･･･


自分は･･･
ただのポーター(運び屋)だと
言ってのけた･･･


拓弥の想像を
遥かに越える･･･


何とも薄っぺらい･･･
喜多見の告白に･･･


ヘナヘナと･･･
体の力が抜け･･･


思考回路すら･･･
停止してしまった
拓弥は･･･


ただ呆然と･･･


喜多見の顔を･･･
見つめるしか
出来なくなっていた･･･。