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私の恋路。

第2章 2回目の恋



「うち…
 3日前から偉力と付き合ってるの。」


こういったんです。



「………」

「ごめんね…
 こんなこと言って。
 でも、周りの人聞くのも
 嫌かなって思って…」


「へぇ。
 よかったね。」

「…え?
 あ。 うん。」



そこからは無言。

そうして莉子と別れ家に帰った。



…なんで?
なんで莉子と…?
莉子は…
ウチが偉力の事好きって知ってるのに?
うちから偉力をとったの…?


なんて思った。

だけど…
そんなことは言えない。


誰が誰を好きになるなんて自由だし…
第一付き合うのは莉子自身の
判断では無理だ。


偉力がOKしなければ付き合えない。


偉力は…
莉子を選んだ。




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