私の恋路。
第2章 2回目の恋
莉子はそんなことをするようなタイプではない。
先輩に言われたのだろうか…
自分の意思なのか…
今でもきっかけが分からない。
そしてその時に先輩に言われたこと。
「お前には絶対入れないよww
ウチは莉子ちゃんに入れるから」
どうして学年代表になりたいか
学年代表になったら何をしたいか
それを聞く前に。
ほんとになんなのって思った。
こんな人にはなりたくないと…
学年代表を決める時の演説。
莉子は
「葵先言っていっいよ!!」
自分が言うこと考えてないから
何言ったらいいかわからないから
譲った風で。
ウチの後に莉子が言った。
ウチの言ったことを少しまとめて付け足して。
声もウチの方が大きかった。
先輩もうちのコトを好きではないが
何人か入れてくれたらしい…
1年生はほぼ全員。
だけど…
学年代表に選ばれたのは
莉子だ。