チーズケーキ
第9章 邪魔モノ
「ん?何固まってんだよ2人とも」
優が不思議そうな顔をして聞いてくる
「多分、俺が桜ちゃんを好きだからだと思います!!」
山城那津は元気よく答えたわ
多分じゃなくてそれ以外なにが理由があるのよ…
優は
あっちゃ〜…
とマズかったか…という顔をして頭をかいてるわ
「あー、けどまぁ…仕事とプライベートは別だしな!うん。山城は元気いいし、ハッキリしてるから仕事はできると思うんだよね!うん。と、とりあえず明日から山城シフト入れたからよろしく!!」
そう言って優は席を立つ
「ちょ!優!!!」
「じゃ、じゃあなー」
苦笑いをして出てった…
「ま!俺仕事は頑張るんで!!よろしくお願いします!純平さん!桜ちゃん!」
深々と頭を下げた山城那津につられて
「こ、こちらこそ…?」
頭を下げてしまった…!
「じゃあ、帰ります!またな!桜ちゃん♪」
ポンポンと桜の頭を撫でる
「ちょっ///」
触れられた頭を触り赤くなる桜は戸惑ったまま固まった
山城那津は手を降ってお店を出て行った