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僕の恋愛歴

第1章 初めての恋愛と初体験

小さな神社の小さい祭りで、出店も20軒位しか出てなかったが、結構人が集まっていたような気がする。

2人で手をつないで、歩き、ヨーヨー釣りや射撃等をして遊んだ、順子の一つ一つの仕草が、色っぽく見えた。

綿菓子を買い、2人で食べる為に境内のベンチに座る

クラスの話題になって、先日の事件についての話しになった、

「Take君ごめんね、クニミに話していた事黙ってて、」

「いいよ、おかげで、2人の事みんなに認めてもらえたんだから。」

「そうだねw、最初不安だっけど、Take君が、皆に話してくれた時嬉しかったよ、かっこよかった・・・・」

「あれけっこうヤバかった、なんかどうにでもなれ!って感じだったんだ、今考えると、恥ずかしいかも」

順子が、もたれてきて、

「ありりがとう、Take君、好きだよ」

と耳元で囁いた。

ぞくっとした、順子からは凄く甘い香りがした。

「俺も順子の事好きだよ」

順子は自分の胸に手を添えてそーっと摩りはじめる。
いつもの仕草だ、凄く心地いい。

「ねぇ」

「うん」


「私ね」

「うん?」

「Take君と したい・・・・」

「えっ?」

「Take君と一つになりたいの・・・・・」


胸がキュンと締め付けられて凄く切なくて順子を抱きしめた。

「ダメ?」

「ううん、俺も順子としたい・・・・」

「嬉しい・・・・」

この神社の近くに順子のお爺さんとお婆さんの家があり、今は誰かも使ってないけど、遠方からのお寺関係の人を泊めるためにいつも綺麗にしてるそうだ、そこだったら2人きりになれる。それで、順子は自分を祭りに誘ったらしい。

胸鼓動が聞こえるほどドキドキしながら、
順子に手を引かれ、その家に向かった。



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