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優しくしないで

第12章 青空に…煙り



私は…剣と仁さんに支えられながら



火葬場から…離れた…




大丈夫だと思ったのに…




大丈夫だと…




なのに…


太一の名前を叫び…




現実を認めたくなくなってしまった!!!





あんな状況でも…





太一は生きていると…





大掛かりなドッキリだと…




言ってほしかった…








しかし…もう…







太一の体は…






煙りになってしまった…








私は…



この空と…煙りを…




忘れない…




忘れてはいけない…





私の浅はかな…




願い事の…結果…





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